ストックイラストクリエイターのみなさんこんにちは。
前回までで、イラストレーターを使用してベクターデータを作成する方法を紹介しました。
今回はそのデータをPIXTAにアップロードする手順について紹介いたします。
せっかく作ったデータですので、なるべく多く購入されたいですものね。
審査を通過しやすい方法や、初めての方でもわかるような手順のお話をさせていただきます。
ベクターイラスト作成についての記事はこちら
»ベクターイラストのつくり方 STEP:1 〜超初級者編〜
»ベクターイラストのつくり方 STEP:2 〜超初級者編〜
»ベクターイラストのつくり方 STEP:3 〜超初級者編〜

データの最終確認のお話

基本的なデータチェック

まずはイラストレーター上で、データに間違いがないか探してみましょう。
作成したデータが下記に当てはまらないか、よーく確認してみてください。

- パスの位置はズレていないか。
- パスの形がぐちゃぐちゃになっている箇所はないか。
- パスやレイヤーの重なり順はあっているか。
- リンク画像や埋め込み画像はないか。
- 線パスはアウトライン化してあるか。また、アウトライン化していない場合は
環境設定の「線幅・効果も拡大縮小」にチェックが入っているか。 - 文字はアウトライン化してあるか。

スクリプトを利用したデータチェック

次にPIXTAで公開しているスクリプト(イラストレータの自動操作機能)を使用して、PIXTAにアップロードした際にリジェクトされないかチェックしましょう。
今回は実際にスクリプトをダウンロードしてインストールするところから始めてみました。
作業した環境はiMac(OS10)のAdobe Illustartor CS6です。
まずはスクリプトデータをこちらからダウンロードしましょう。


ダウンロードからチェックまでの手順は以下の通りです。
アプリケーション(mac)もしくはProgramFiles(win)の中の
Adobe Illustrator(お使いのバージョン番号) / プリセット / スクリプトの中に移動します。
※ご使用の環境によって少し差があるかも知れません。
イラストレーターを再起動して、ファイル→スクリプトの中にngcheckerがあればインストール完了です。
チェックをしたいファイルを開いて、ファイル→スクリプトの中の”ngchecker”をクリックすればチェックが始まります。
チェックが終わると「チェックが終わりました」とメッセージが表示されます。
もしチェック項目にひっかかるものがありましたら、そのパスが選択されます。
レイヤーパレットで確認をし、修正しましょう。修正後には再度スクリプトをかけて、何も選択されなくなるまで繰り返してください。

以上で確認はおしまいです!
今回は基本的なチェックポイントや、スクリプトを利用したデータの確認について紹介しました。
次回はアップロード時のチェックポイントや、アップロードの方法についてお話しする予定です。
有難うございました!!!

以前の記事はこちら
»ベクターイラストのつくり方 STEP:1 〜超初級者編〜
»ベクターイラストのつくり方 STEP:2 〜超初級者編〜
»ベクターイラストのつくり方 STEP:3 〜超初級者編〜

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